誰にでも分かる?花菖蒲、アヤメ、カキツバタの特徴と見分け方

6月上旬、花菖蒲園に行ってきました。とても可憐で美しかったです。^^

少し昔のことですが、菖蒲、アヤメ、カキツバタ、全て同じものと思い込んでいた頃のことを思い出しました。

見た目はよく似ている花菖蒲、アヤメ、カキツバタなどありますが、違いって判りますか?

今回は、無知な私でも理解できたアヤメ、カキツバタ、花菖蒲とショウブの違いや特徴、見分け方などご紹介します。

花菖蒲、アヤメ、カキツバタの特徴

大村公園の花菖蒲田

 

ショウブは、花弁をつけない菖蒲のことを指し、花をつけ色鮮やかに咲いているのを花菖蒲と言います。

菖蒲、アヤメ、カキツバタは、葉の形、花の色や姿までよく似ているので、間違いやすいと思います。

昔から「いずれがしょうぶかかきつばた」という諺があるほど、菖蒲とカキツバタもよく似ています。(ここで言う菖蒲は花菖蒲のことです)

簡単にまとめてみましたので、参考にしていただけると嬉しいです。

《 アヤメ(文目・綾目) 》

アヤメは、アヤメ科アヤメ属の多年草、和名は綾目でしたが、葉が似ていることから菖蒲と同じ漢字の「菖蒲」が当てられるようになったとか。

花は小輪、紫色かまれに白色があります。

一見花弁のように見える、大きく広がり垂れ下がった花弁?(外花被)は花のガクの部分になります。(花菖蒲、カキツバタも同じです。)

「え?花じゃないの・・・?」と私は思いました。

外花被「ガク」の中心部(根元部分)が、網目模様になっているのがアヤメの特徴です

和名の綾目は、この網目模様が元になったようです。

中心部から3枚、垂直に伸びて咲いているのが花弁になります。

葉は幅が狭く、全体の丈は低く、30~60cm程です。

5月上旬~中旬頃開花します。

乾燥地に生息しますが、まれに湿地に生えることもあるそうです。

外花被と呼ばれる部分が「ガク」と知って、ビックリしたのは私だけでしょうか?

一見、花に見えてそれは「ガク」でした。という植物(花)は他にもあるのですが、詳しくないので省略しますね。

《 カキツバタ(杜若・燕子花) 》

カキツバタは、アヤメ科アヤメ属の多年草、日本の古来よりある植物。

江戸時代前半から品種改良された、古典園芸植物だそうです。

花は中輪、色は青紫の他に白、絞りなどがあります。

外花被の中心部(根元)には、白色の線状の模様がカキツバタの特徴です。

葉はアヤメより幅が広く、花より長く、全体の丈は中程度で、50~70cm程です。

5月の中旬~下旬頃開花します。

乾燥地に生息するアヤメとは違い、水を好むため池や川辺、湿地などに生息しています。

カキツバタは、アヤメほど可憐で美しくは見えませんが、負けず劣らず素敵な色合いを持った花だと思います。

カキツバタの美しいところですね。

まさに「いずれがあやめかかきつばた」です。^^

《 菖蒲(花菖蒲) 》

普段、私達が目にしている花菖蒲には、形や色の異なるものが数多くあります。

私の間違いはここにもあったことに気付きました。大人になってからです。

花菖蒲は、菖蒲と称していますがアヤメ科アヤメ属です。

花は大輪で、定番の菖蒲色をはじめピンク、白、紅紫、紋、覆輪など様々な色があります。

カキツバタより外花被が広く、中心部に黄色い線状の模様のあるのが花菖蒲の特徴です。

葉の幅は中程度、中央に葉脈がくっきり見え、花より短いです。

全体の丈は高く80~100cmほどあります。

花菖蒲も水を好むため、池や川、湿地帯など草原に多く生息している、多年草であることは良く知られています。

水辺に群生していて、明るい緑色の葉をしていて、葉先は鋭く尖り、剣のような形をしています。

花は5月下旬~6月中旬頃開花します。

花の色、形の品種が多いのも花菖蒲の素晴らしく、素敵なところだと思います。

花菖蒲は観賞用として、江戸時代に品種改良され各地に伝わり、形や色が華やかで艶やかなものになったようです。

花菖蒲の種類は、江戸系、伊勢系、肥後系、などの系統と品種が豊富にあります。

《 ショウブ(菖蒲) 》

ショウブには、アヤメやカキツバタ、花菖蒲と違い、美しいく、綺麗な花はありません。

ショウブ科ショウブ属ですが、サトイモ科に分類されている、多年草です。

花は薄黄緑色をした「ガマの穂」のような目立たない棒状の花がショウブの特徴です。

花が咲く場所は、葉の根元の方に花穂をつけます。

5月上旬~中旬頃咲きます。

葉は花菖蒲とよく似ており、主脈がはっきりしています。

ショウブも水辺を好み、池や沼の近く、湿地帯に生息しています。

ショウブの葉は、昔から薬用効果があると言われており、漢方薬として用いられています。

葉から選出される精油には、鎮静、鎮痛、咳嗽、去痰、血圧降下などに効果があると言われています。

その他にも冷え性、肩こり、疲労などの血液循環促進の効能もあるようです。

葉は剣状になっており香りもよく、古くから端午の節句の時、菖蒲湯として利用されています。

薬効や香りなどによって、邪気を払うと言われているからでしょう。

現代でもその風習は続けられていますよね。

屋根の端に、ショウブやヨモギの葉を吊るすのも、邪気払いの風習の1つです。

私は、このショウブをガマと勘違いして覚えていました。

ガマが、茶色になる前の色だと思っていたのです。^^;

本来、菖蒲湯や薬草として利用していたのは、こちらのショウブであることがわかり、1つ勉強になったと、その違いを忘れないようにしています。

 

ここが違う!アヤメ、カキツバタ、花菖蒲の簡単な見分け方

 

 

アヤメ、カキツバタ、花菖蒲の花の作りは珍しいく、雄しべや雌しべは花弁とガクの間に花弁のようなものがあります。それが雌しべになります。

雄しべはどこかと言いますと、雌しべの裏側に添うようにあります。

アヤメの仲間は、花弁とガクが3枚あり、それぞれに雄しべと雌しべがあります。(花菖蒲には外花被が6枚ある六英花というものもあるそうです。)

雄しべや雌しべは花の中心部にあるのが一般的、アヤメ科の仲間には、外花被片(ガク)と花弁の間にあるのが、不思議なところと言えるのではないでしょうか。

さて、それぞれの見分け方ですが、とても簡単です。

花の特徴がポイントです。正しくは、外花被の根元を注目すると良いでしょう。

・アヤメは、中心部が網目模様になっています。

・カキツバタは、中心部が白色の細い線状の模様になっています。

・そして、花菖蒲は黄色の線状の模様になっています。

大きくはっきり分かりやすい部分なので、これだけを知っていれば、3種類の区別、見分けができますよ。

私はこの違いを知るまでは、皆同じだと思っていたわけです。

知った時は、目からウロコでした。(笑)

アヤメやカキツバタは、なかなか見に行くことはないのですが、一番身近にあるのが花菖蒲です。

花を楽しむためには、種類や特徴などを覚えておくと、何倍も楽しめることができます。

1つの花にも、原種と改良された品種があります。

これら全てを覚えるのはとても大変ですよね。

特に、花菖蒲は観賞用に品種改良され、数多く存在しています。

私もそこまでは無理なので、自分で楽しめる程度の知識で、もっと知りたい時はググっています。^^

終わりに

今回は、知識不足の恥ずかしい話を暴露してしまいましたが、まだまだ、知らないことは沢山あります。

「今まで何を楽しんで来たんだろう」・・・と言われても仕方ないくらいです。

でも、今はそんなことさえも、楽しみの1つとして捉えています。

知らなかった事を知り、曖昧な部分がはっきり見えてくるって、とても楽しいし素敵なことですね。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

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