ビタミンEの過剰摂取は骨粗しょう症を引き起こす危険性がある

前回骨粗しょう症について記事を書きましたが、骨粗しょう症の原因にはもう一つの原因があります。

骨を丈夫にするためにはカルシウムの摂取も大切といいましたが、ビタミンE の過剰摂取は骨をもろくするのです。

最近、アーモンドをよく食べるのですが、ビタミンE が豊富に含まれていると言われていますので、とても気になっているところです。

食べ過ぎ(過剰摂取)による骨への影響はどうなのかを調べてみました。ご紹介致します。

ビタミンEは摂りすぎると骨粗しょう症に?

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骨粗しょう症とは骨の密度が低下してスカスカの状態になり、骨折するリスクが高くなっている骨のことを言います。

骨は毎日古くなった部分を溶かし(破骨)、新しい骨を作っています(形成)。

骨粗しょう症は、破壊と形成のバランスが崩れることで、骨がスカスカになるのです

つまり、破骨(溶かす方)の方が速くなると、形成(作る方)が追いつかない状況になり、骨量や密度が低下しスカスカになるのです。

カルシウムの摂取不足や女性ホルモンの減少などが主な原因となっていますが、75歳を超えると女性の二人に一人は、骨粗しょう症であるとも言われています。

ビタミンDは、骨粗しょう症に有効で治療にも広く使用されています。

ビタミンE は、抗酸化作用がありアンチエイジング効果があると考えられています。

この事実は変わらないと思いますが、ビタミンE の過剰摂取で骨密度が減ってしまうということはどんなことなのでしょうか。

過剰摂取したときの症状としてよく言われるのが、血液が止まりにくくなるということですが・・・。

ビタミンE は摂取しても殆どが便として排出されてしまうので、普段の食事であれば過剰摂取にはならないようです。

ただ、食品以外の例えばサプリメントなどで摂り過ぎるということは、あり得ることなので注意が必要になってきます。

慶応大学の竹田秀医師研究グループによると、ビタミンE は破骨細胞を増やし骨を減らすと言っています。

ビタミンE はトコフェロールとトコトリエノールの2つに分類され、種類としてはα(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)、δ(デルタ)の4種類があります。

2つのタイプで合計8種類のサブタイプの混合物であり、吸収、分布、代謝が異なっています。

8種類のビタミンE の中でも、α-トコフェロールは骨を破壊する細胞(破骨細胞)が巨大化し、破骨が促進されることで、過剰摂取は骨粗しょう症を引き起こす可能性があると言っています。

破骨細胞が巨大化するにはDC-STAMPというタンパク質が必要で、ビタミンE はDC-STAMPの産生を誘導することがわかったそうです。

破骨細胞の巨大化には、ビタミンE がなければDC-STAMPの産生を誘導することもなく、破骨細胞の巨大化にはならないということのようです。

ビタミンE は人の体には必要な栄養素の一つです。

欠乏すると神経や筋障害の症状が現れ、血行不良による冷え性や肩こり、頭痛など体に影響を及ぼします。

竹田秀医師研究グループでは、ビタミンE の骨代謝への影響はビタミンE を含む薬剤やサプリメントの過剰摂取が、骨粗しょう症を引き起こす危険性があることを証明しています。

現在ビタミンE の成人男性の摂取上限は900mg/日とされていますが、「ビタミンE の摂取量の適量」の検討が必要と考えられると言っています。

薬剤やサプリメントは、知らず識らずのうちに過剰摂取していることがありますから気をつけたいですね。

ビタミンE の働き

ビタミンE は脂溶性ビタミンで、抗酸化作用が非常に強く、不飽和脂肪酸や他の脂溶性成分を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。

体に摂り入れられたビタミンE は、脂質とともに腸から吸収されリンパ管を通り体内に吸収されます。

人の体は、活性酸素により細胞が酸化することで皮膚や内臓、骨などにダメージを与え、老化やがん、生活習慣病を引き起こすと言われています。

ビタミンE は強い抗酸化作用により、活性酸素を除去する働きをしていると言われています。

脂質が酸化し過酸化脂質になるのを抑制したり、血液中の悪玉コレステロールの酸化を抑制し、血栓ができるのを予防しています。

ビタミンE は細胞の酸化を予防し老化を防止する効果がある食品として取り上げられています。毛細血管を拡張させ血行を良くし頭痛や肩こり、冷え症などにも効果があるようです。

ビタミンEの一日の摂取量

ビタミンE はトコフェロールとトコトリエノールの2つに分類され、種類としてはα(アルファ)、β(ベータ)、γガンマ)、δ(デルタ)の4種類があります。

体内で最も多く、生理作用が最も強いのはα-トコフェロールと言われているようです。食事摂取基準ではα-トコフェロールの目安量で1日の必要量を記します。

平成29年の国民健康・栄養調査では1日平均摂取量は、男性6.8mg、女性6.4mgとなっています。アーモンドでいうなら20~22粒くらいです。(誤差あり)

【ビタミンEの食事摂取基準mg/日】

性 別 男 性 女 性
年齢等 目安量 耐容上限量 目安量 耐容上限量
0~5(月) 3 3
6~11(月) 4 4
1~2 (歳) 3.5 150 3.5 150
3~5 (歳) 4.5 200 4.5 200
6~7 (歳) 5 300 5 300
8~9 (歳) 5.5 350 5.5 350
10~11(歳) 5.5 450 5.5 450
12~14(歳) 7.5 650 6 600
15~17(歳) 7.5 750 6 650
18~29(歳) 6.5 800 6 650
30~49(歳) 6.5 900 6 700
50~69(歳) 6.5 850 6 700
70以上(歳) 6.5 750 6 650
妊婦     6.5
授乳婦     7

(α―トコフェロールについて算定した。α―トコフェロール以外のビタミン E は含んでいない)

・目安量:一定の栄養状態を維持するのに十分な量

・耐容上限量:過剰摂取による健康障害を未然に防ぐ量

ビタミンE を多く含む食品の一例(100g当たりの量mg)

アーモンド 31.0  モロヘイヤ 6.2 うなぎ 4.9
かぼちゃ  4.6 赤ピーマン 4.4 アボカド 3.3
ほうれん草 2.6 イカ 2.1 ブリ  2.0
さつまいも 1.3 サケ 1.3    

おわりに

日本人のビタミンE の摂取量は食事からの過剰摂取はあまりないのではないでしょうか。ビタミンE の1日の平均摂取量が6.4~6.8mg、成人男性の摂取耐容上限量は900mgです。

大きく違いがありますが、海外のサプリメントには、予想以上の含有量の物があるそうなので、過剰摂取は特に注意が必要ですね。

高齢の女性の方は骨粗しょう症リスクが高くなります。

骨粗しょう症の治療や予防のために取っていたものが、この様な形で影響することがあるのですね。

アーモンドには特にビタミンEの含有量が多いので過剰摂取をしないようにしたいと思いますた。

最後までお読み頂きありがとうございます。

投稿者: @waka.

はじめまして 定年退職を機にブログをはじめましたwakaです。 還暦を迎え仕事を辞めて、これからの自分の人生の ライフスタイルに、自由に楽しみながら、誰かの お役に立てないかとブログを立ち上げました。 全くの素人からのスタートです。 ゆっくり、のんびり、てくてくと歩みたいと 思っております。 訪れた方に感謝致します。