骨粗鬆症=女性や高齢者に多いと言われる骨折の原因 その予防法は?

日本の平均寿命は加速しているかのように伸びています。長生きすことは人によっては嬉しいことなのかもしれませんが、場合によっては、こんな生活苦しいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

高齢になると誰にでも起こり得るのが老化ですよね。いたるところに現れます。長い間支えてくれた骨や筋肉は特に体を動かすのに重要な部分です。

加齢とともに衰える体、支えてくれる骨、高齢になるとその骨ももろくなってきます。なぜなのでしょうか?

今回は高齢になると、骨がチーズの穴のようにスカスカになっていく現象(骨粗鬆症)についてご紹介致します。

骨粗鬆症とは

骨粗しょう症は女性や高齢者に多い症状ですが、現代では若い方にも現れていると言われています。

どんな病気か、簡単に言うと骨の強度(骨量や密度)が低下して、骨折しやすくなっている骨の状態のことです。

骨は日々古くなった部分を溶かし(破壊)、新しい骨(形成)を造っています。
破壊と形成のバランスが崩れ、破壊の方が強くなり長く続くと、骨の密度が減少しスカスカな状態になります。これを骨粗しょう症と言います。

血液中のカルシウム量が不足することによって、不足した分を骨から補給するため、その様な現象が起こります。

血液中のカルシウム不足の原因は、骨のもととなるカルシウムの摂取不足や加齢によるホルモンの不足とも言われています。特に女性の方は閉経によって女性ホルモンの分泌の減少があげられます

骨の量が減っていくのは、どんな人でも減っていきますが、すべての人が同じ状態になるということではありません。

個人差はありますが、生活習慣や体質にも関係していますし、病気によっても減少することもあります。

近年では若い女性にも見られ、偏食や無理なダイエット、喫煙、飲酒、運動不足、日照不足などが関係しているとも言われています。

骨粗しょう症により”骨折しやすい”というリスクが高くなりますので、転倒などの注意が必要です。

女性や高齢者に多い骨折の原因と部位

高齢者の多くに見られる骨折は骨粗しょう症が原因と言われています。

閉経を迎える50歳前後の女性は、女性ホルモンの減少による骨の新陳代謝が低下すると言われており、加齢とともに骨量も減っていきます。

女性で高齢になると、骨粗しょう症による骨折は高く、普段の生活の何気ない動作によっても骨折をすることがあります。

高齢になると体力の低下や足腰の筋力低下などが見られ、ちょっとした段差や平らな場所でもつまずいたり、坂道や階段などで転倒して骨折することがあります。

高齢者の骨折は寝たきりになることも少なくなく、日常生活の中での転倒防止や対策が重要になってきます。

最も骨折しやすいとされる部位は、背中、腕の付け根、手首、脚の付け根と言われています。

1)脊椎圧迫骨折(背中)

前かがみの作業、重いものを持ち上げたときなど背中や腰に痛みを感じるようになります。背中を丸めると楽になるためそのままの姿勢でいると、身長が縮んだようになります。

2)上腕骨近位端部骨折(腕の付け根)

特に骨が薄くなり弱くなる部分です。肩をぶつけたり、転んで手を着いたりすると骨折します。また、筋肉なども衰えているため骨折の時脱臼も起こすことがあります。

3)橈骨下端部骨折(手首)

滑って転んだり、つまずいて転倒し手を着いたときなど起こします。

滑りやすい靴下やスリッパなどは履かないようにしましょう。玄関マットなど床に敷いたあるマット類には滑り止めを使用すると良いです。

浴室は石鹸や泡などで滑りやすくなりますし、夜間は特に廊下やトイレなどでの転倒は多くなりますので、手すりなどを設置するのも良いですね。

4)大腿部頸部骨折(脚の付け根)

家の内外でちょっとした段差などでつまずいて転んだり、階段を踏み外して転倒したり、ふらついた時体をねじるようにして転倒したときなどに、大腿部の付け根に激しい痛みを感じ立ち上がることができなくなります。

4)は高齢者の骨折の中で一番厄介な骨折になります。手術によって歩行できるようにはなりますが、寝たきりになりやすい病気の第2位にランクインされているようです。

骨折をしないための3つの予防

年代や男女によっても違いはありますが、人の体の中のカルシウムは年齢とともに減少していきます。

しかし、血液中のカルシウム量は心臓や脳などを働かせるために、一定量必要とされています。

そこで重要なのが、生活習慣を見直し実践することで、予防が出来るのではないかということです。

①カルシウムを多く含んだ食事を摂ること

カルシウムの多い食品には、牛乳、乳製品、豆腐、納豆、緑黄色野菜、海産物、小魚などを摂取せることも重要です。

更に、カルシウムの吸収を助けるビタミンDやその他ビタミンK、タンパク質、ミネラルなどの栄養素を摂取する事も大切です。

カルシウムを摂りすぎるのは良くないということはないです、むしろ日本人はカルシウムの摂取量は少なすぎると言われています。

②適度の運動を取り入れる

運動をしているかしてないかで骨のカルシウム量に違いが出るそうです。

毎日できなくても週何回かはスポーツをするとか、散歩に出るように心がけるなど軽めの運動から始め継続させることが大切です。

適度な運動は血行を良くし、骨を強くすることが出来ると言われています。また、衰えた筋力を強化することもでき転倒しにくくなり、骨折の防止にもなります。

外に出ることが出来ない痛みの強い人は、室内でもできる体操をすることをおすすめします。体を動かすことは骨粗しょう症を改善するのに役立つはずです。

       ●片脚立ち体操

     ●ふくらはぎとアキレス腱のストレッチ
            片脚約30~40秒左右交互に行う
   

 

③日光浴は体にとって大切

骨をつくる上で欠かせないのがビタミンDです、カルシウムの吸収を良くするのに必要です。

日光に当たることで、ビタミンDは活性化され皮膚でつくられると言われています。

夏と冬では服装も違いますし、当たる部分も違いがあります。どの程度の日光浴が骨にとって適しているかは分かっていないようです。

散歩やウォーキング、ジョギングなどをする時、少しでも日光にあたるようにするのも良いかもしれませんね。

ちなみに、日光浴はガラス越しではあまり効果が期待できない、とも言われています。

おわりに

若くて健康なときは気にもしなかった家の中の段差や敷居、畳の縁、電化製品のコード、ラグマットカーペットなどつまずいて転倒する原因となる事もあります。

十分注意をしていてもふとした瞬間起こってしまう転倒事故、骨粗しょう症の方の骨折のきっかけにならないよう身の回りの環境づくりも重要になってきます。

行動するときは慌てずゆっくり、足腰の弱い方は何かに掴まりながら歩くようにしましょう。

高齢になり足腰が弱くなってくると、外に出ることや運動することがおっくうになりがちですが、体調の悪いときや雨天のときを除いては、短い時間でも良いので少しずつ外に出るように心がけましょう。

無理な運動や過剰な行動は危険です。思わぬ事故につながることもありますので、ゆっくりのんびり始めましょう。

大事なことは生活習慣を見直すことかもしれませんね。

最後までお読み頂きありがとうございます。

投稿者: @waka.

はじめまして 定年退職を機にブログをはじめましたwakaです。 還暦を迎え仕事を辞めて、これからの自分の人生の ライフスタイルに、自由に楽しみながら、誰かの お役に立てないかとブログを立ち上げました。 全くの素人からのスタートです。 ゆっくり、のんびり、てくてくと歩みたいと 思っております。 訪れた方に感謝致します。