怪我しても消毒不要?傷を残さず治すには湿潤法で手当!?

家の中でも外でも怪我をすることありますよね。

傷を作ってしまった時、どんな治し方をされていますか?

病院へ行くほどにない怪我は、薬局で消毒液やガーゼ、包帯、バンドエイドなどを買ってきて簡単に済ますことが多いですよね。

とりあえず消毒、とりあえずガーゼは定番のようになっています。

この方法は傷が残ってしまうことありますよね。

傷を殆ど残さず「消毒不要で治せる湿潤法」、という手当の方法があるのですがご存知ですか?

今回は、この「湿潤法」についてご紹介します。

怪我した時(擦り傷など)最初にやるべきことの3つ

 

 

怪我をして傷を負った時、どうされていますか?

身近で起こる怪我の傷、残らないか心配になりますよね。

傷が残るか薄くて判りにくくなるかは、最初の手当によることも大きいようです。

怪我をして出血するような傷は、誰でもが知っている最初の手当ですね。

止血をすることが大事です。

持っているもの何でもいいんです。

傷にもよりますが、例えば、ティッシュ、ハンカチ、タオルなど。

何でもいいので清潔なものを使って、しっかり止めましょう。

血が止まったのを確認した後。

流水で洗い流すことです。

これはどんな傷でも同じことですよね。

でも、ちゃんとやれていますか?

ただここで少し間違ったことをする場合があります。

大事な事がもう一つあります。

傷の中に入っている「異物の除去」です。

表面についた泥や砂、ゴミなどをただ洗い流すだけでは、傷口に付着した小さなゴミや砂などが、残ったままになることがあります。

傷の深さにもよりますが、異物の除去をするためには、十分洗い流すことが必要です。と言ってもガシガシやるのではなく、優しく丁寧にしっかりです。

傷の形によっては線状でなくカギ状になっていたり、皮膚がめくれるような感じになっていたりします。

表面だけでなく、めくれた皮膚の裏や深部の方に、泥や砂、異物などが入り込んでいることが多くあります。

これが感染の素になりますので、水洗いは重要なんです。

傷が大きく深い場合、異物を取り除くのに、痛みを強く感じる事があります、無理をせず専門医を受診しましょう。

血液がかすかににじむ程度の浅い傷であれば、洗い流してタオルで拭いて終われば”OK”のことは良くあります。

傷を見て自分でできるかどうかを判断し、自己責任に置いて治療しましょう。

怪我は、傷を作ってしまったことだけではありませんよね。

ちょっとしたはずみで捻挫したり、打撲を負ったりします。そんなときの応急手当についてもこちらで記事にしています。

傷の手当は湿潤法で傷も残りにくくする?

従来傷は、化膿させないために消毒しガーゼを当てて、乾燥させて治療するものとして来ました。

しかし、消毒やガーゼは傷にとって有害であることが分かり、現在では殆ど使用しないようになりつつあります。

人の身体は傷つくと修復しようと細胞が働きます。

その細胞は外傷であっても同じで、傷口の細胞が治すのに必要な細胞を呼び寄せ、活発になるとジクジクして汁も出てきます。

これが浸出液と言われるものです。

浸出液は傷を治すために必要な成分(細胞成長因子)が含まれて、止血をしたり細菌を排除したりしています。

浸出液が出るということは、細胞が傷を治そうとして一生懸命活動しているということなので、浸出液がある環境は細胞にとって善の環境なんですね。

直接傷口にガーゼを当て、浸出液を吸わせて乾燥させると、細胞は活動を停止して死んでしまい、その死骸がかさぶた(痂皮)となります。

かさぶた(痂皮)は傷にとっては良いものではありません。

細菌を繁殖させ、化膿させて治りを遅くするから。

かさぶたを作らず細菌の繁殖を防ぎながら治すのを可能にしたのが、湿った状態で傷を治す「湿潤療法」という方法です。

この療法はいろいろな創傷に利用されています。

例えば切傷・火傷・褥瘡(床ずれ)なども湿潤療法が用いられます

今はどこの薬局やドラッグストアにも置いてある、傷パッドが有効です。

傷を乾燥させないハイドロコロイド素材の創傷パッドです。

ハイドロコロイド素材の創傷パッドの使い方

創傷パッド(傷パッド)は、湿潤状態(湿った状態)を保ったまま傷口を乾燥させることなく、細菌を排除しかさぶたを創ることなく、傷を治してくれるのが創傷パッドの特徴です。

①流水で洗い流す。
②水分を拭き取る。
③傷パッドを貼る。
④経過を見る。
⑤パッドが溶けてきたら取り替える。(傷を洗い流しきれいにしてから)
⑥繰り返し行い浸出液が出なくなり傷口が塞がっていれば終了です。

種類やサイズも色々あると思いますので傷にあったものを選んで、使用しましょう。

取り替える時期は、傷の大きさや深さなどによって浸出液の出方も違いがあると思います。

ハイドロコロイドが溶けて、傷の周りのブヨブヨ状態が大きくなっていたら交換すると良いでしょう。

浸出液が漏れてくるようでしたら、傷パッドの上からガーゼを当て、包帯を巻くと液だれをガーゼが吸い取ってくれます。

薬局では、3~4日はそのままにしてもかまわないと言う方もいるかも知れませんが、傷の状況によっては頻繁に或いは毎日取り替える必要もあります。

*傷口を乾燥させてかさぶたを創ってしまった場合、かさぶたの内側には細菌が潜んでしますうので、感染して化膿するリスクが高くなります。

大きな傷のかさぶた以外は、取り除いて傷口をきれいに洗い流してから、創傷パッドを貼るだけで消毒は不要です。

傷が思いがけなく大きかったり、放置していたことによって感染し、化膿した場合は自己判断で治療をするのでなく、形成外科または外科を受診しましょう。

細菌による感染で化膿したときの症状には、疼痛(痛み)、発赤、腫脹、熱感などがあります。黄色っぽい膿が出てジクジクしています。

同じジクジクでも浸出液で湿っている場合は感染ではありません。

傷パッドの素材(ハイドロコロイド素材)が溶けて残っているだけなので、洗い流して新しい傷パッドに貼り替えましょう。

ハイドロコロイド素材が無い時の方法

創傷パッド(ハイドロコロイド素材)が無くガーゼのみを使った場合、浸出液をガーゼが吸い取り乾燥させてしまいます。

乾燥するとかさぶたを創ってしまい、ガーゼを取り外すときにかさぶたも一緒に取れてしまいます。

これは、新たな出血や傷口を大きくして、治りを遅くしてしまう原因になります。

傷の大きさや深さなど、ガーゼが適さないこともありますので、使用する場合には注意が必要です。

では、どうすれば良いのでしょうか?

ガーゼとワセリンを使用した場合

傷パッドがなく、ガーゼを使わなくてはならない場合は、ガーゼにワセリンを塗って傷口に当てることで、ガーゼを使うことが出来ます。

直接傷口に塗布しても構いません。

ワセリンの成分が傷口を保護し、浸出液のみを吸ってくれます。

塗布する量は、傷の大きさによって考慮しましょう。

少なすぎると意味がない場合があります。

この方法ですと、傷口にガーゼがくっついてしまうことを避けられます。

 

 

また、ワセリンもない場合、食品用ラップを使用することも出来ます。

食品用ラップを使用した場合

ラップを傷の大きさより少し大きめに切り、シワを伸ばしラップを当て四方をテープで固定します。

浸出液が多い場合や見た目が気になるようでしたら、その上をガーゼで覆い包帯を巻きます。

ガーゼは少し大きめが良いですね。

浸出液がある場合は、乾燥させないことが重要です。

直接外気に触れさせ乾燥させかさぶたを作るより、早くて綺麗に治る場合もあります。

ラップの場合、素材が皮膚を刺激する場合があります。柔らかいほうがよいかと思います。

ラップの場合もワセリンを使用した方が最適です。

ワセリンを傷口に塗ることで、ラップによる摩擦が解消され痛みや痒みなどを軽減してくれるからです。

透明フイルム素材を使用した場合

ラップでなくても透明のフイルム素材のテープ(ドレッシング材)がありますのでそちらを使っても大丈夫です。

直接傷口に貼って大丈夫な素材ですので、傷より大きめにカットして上から貼ります。

ラップと同じ効果でものによりますが、かぶれにくい素材になっています。

浸出液が多い場合や出血がある場合は、透明フイルム素材のサイズより大きめのガーゼを上に重ね包帯を巻きましょう。

 

いずれの方法で交換する目安は、浸出液で汚染が目立つ、ガーゼが湿ってきた時または1日に一回を目安にすると良いです。

交換する際は、必ず洗浄し傷口を綺麗にして、水分を拭き取ってから行います。

傷の状態が良くなり、浸出液が少なくなってきたら2~3日または3~4日おきの交換でも大丈夫です。

気をつけて頂きたいのは、処置をするときは傷口を洗い流すだけで、消毒は不要ということです。

終わりに

かさぶたを作らず傷を残さず治すには、湿潤法(湿った状態)が良いと言われています。

しかし、なかなかの根気が必要になることもありますので、諦めずに続けることがキレイに治すコツだと思います。

傷の大小、深さ、状態にもよりますので、状況を見て判断していただければと思います。

自分にもできる手当の一つとして、覚えておくのも良いかと思います。

ただし、実践した場合は、自己責任で行ったことを心に留めていただければと思います。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

投稿者: @waka.

はじめまして 定年退職を機にブログをはじめましたwakaです。 還暦を迎え仕事を辞めて、これからの自分の人生の ライフスタイルに、自由に楽しみながら、誰かの お役に立てないかとブログを立ち上げました。 全くの素人からのスタートです。 ゆっくり、のんびり、てくてくと歩みたいと 思っております。 訪れた方に感謝致します。